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2017年02月14日(火) | 海野宿 ふる里館のブログ

月夜に浮かぶ海野宿 今も昔も変わらずに

いよいよ月は大きい。
日に日に青白い影が濃くなる。

月はずいぶん昔から地球にまとわりついてぐるぐるしているのだそう。
どうも月が地球を回るペースと、自転のペースが一緒だそうでいつでも同じ面を見せているそう。

なるほど。
それでも満ち欠けがあるから表情が変わるけど。
その上さらに裏まで見えたら、なんだか情緒不安定だ。
同じ向きで満ち欠けしているが素直でよろしい。

それでも満ち欠けする優柔不断な月に昔の人も随分と親しみを感じていたようで。
かぐや姫は月に帰っちゃうし。
ウサギはお餅をついているらしいし。
月は民話にもよく出てくる。
そりゃギラギラした太陽よりはよほど人間らしいのが月だな。

月と太陽は約400も大きさに差があるらしい。
地球からの距離は月と太陽で約400倍も違うらしい。
そういうわけで同じような大きさに見えるのだそうで。
不思議だね。
昔の人はきっと同じ大きさのこの二つの星を、目だちたがり屋と恥かしがり屋くらいに思っていたのかも。

江戸の時代の夜は今より暗かったから、今より満天の星も殊更だったろうな。
星は昴(すばる)と清少納言。
今でいうプレアデス星団だけども、現代人のどれくらいの人があれだと指を指せるかな。
そんな風に空を眺めていると、あら、流れ星。
何か月ぶりに見たかな。
昔の人はもっと見ていたのかな。

信州はいいな。
自然はいいな。
そしてこの静けさはいいな。
自然の中の静けさもいいけれど、なんだか得体のしれない怖さもある。
人の生活の中、寝静まった町の静けさの方がなんだか落ち着くかな。
自然との程よい距離間というのが大事なんだろうね。
まるっきり自然というのは、感動と一緒に恐怖もある。
まるっきり街というのは、快適さはあるけど寂しいな。
その辺、この町はちょうど良い塩梅でございます。

海野宿もちょうど良かとです。



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