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2017年07月20日(木) | 海野宿 ふる里館のブログ

1日2組 個室での時間

食事処は明治39年の蚕室を改装した建物だ。
蚕室特有の気抜きの構造が残り、建物の中には古民家独特のゆったりとした時間が流れる。
通りから奥まった場所にあるので、電車の音や虫の鳴き声がよく響く。
 
宿泊の方は1階と2階に分かれるため、滞在中に顔を合わせる機会はほとんどない。
だからこそ大切な人と気兼ねない時間を過ごせ、水入らずのひと時となる。
夜は中庭もライトアップされ、昼間とは違った風景が広がる。
 
東御市は長野県で初めてワイン特区に指定された街である。
少しずつではあるが、個人のワイン農家も増え年々質も上がっている。
 
八重原地区では酒米作りも盛んである。
酒蔵こそこの街にはないが、信州県内に美味い酒の原料を届けている。
 
地ビールは全国トップクラスの実績である。
季節ごとの雷電シリーズや、国際コンテストで金賞実績のある地ビールがある。
 
この土地で育った食材には、やはりこの土地で育った酒が合う。
その土地の食材に触れ、その土地の酒を知る。
旅の嗜みとはそういったものなのだと思う。
普段飲まない方も、ほんの少しだけ酔って頂きたいものである。